ナチュラル置き時計の中を見る

以前、紹介した「ナチュラルテイストな置き時計」。その中をどのように作ったかを写真で紹介します。

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下の写真の手前はカラー液晶ディスプレイです。秋月電子で300円で売っていた物で、横長の形状が時刻の表示には良く合っていると思います。その右横にある黒い円筒状の部品は人感センサーです。時計の周辺に人がいないときは、バックライトを消灯するようにしています。

狭い場所に基板を詰め込んだので、基板は4段重ねになっています。1段目は液晶駆動用のARMマイコン、液晶の電源回路などがあります。

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2段目にはバッファメモリとして使っているSRAMがあります。SRAMは表面実装品でユニバーサル基板では配線できないので、Olimexで両面プリント基板を作製しました。

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3段目にはフレキシブルケーブルコネクタの変換基板があります。

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4段目は文字フォントを読み出すためのPICマイコン、フォントを格納しているMicroSDカード、LANポートなど。もし今から作るなら、LANは無線にしていると思います。

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背面から見ると、回路部分の高さはケースのぎりぎりいっぱいです。というよりも、ケースは回路部分がぎりぎり入るようなサイズで設計しています。

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ケースのカバーです。天板・側板はタモの無垢材。天板と側板は接着してからL金具で補強しています。前面パネルはヒノキの薄板を糸のこでくり抜いて作りました。木材はホワイトステインで染めてから、サンディングシーラーとニスで軽めに仕上げています。

ケース作りの工程は相当時間をかけています。逆説的ですが、電子工作をきれいな作品にするコツは、電子工作以外の部分をできる限り丁寧に作ることです。回路やプログラムが設計通りに動くのはとても楽しいことですが、そこで満足すると普通の工作になってしまいます。

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ケースの底板を取り付けたところです。カバーや基板の固定には小頭の皿ネジを使っています。皿もみ加工の手間がかかりますが、ネジ頭を出さないのは私の信条のようなものです。

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裏板は乳白色のアクリル板です。スイッチとDCコネクタがあります。LANポートの角穴はミニルーターで開けました。

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